Felice KEIKOのひとり言

オペラデュオFeliceのKEIKOが 演奏活動を通して感じた事、体験した事などを 綴っています。
No  64

ニコライ・トカレフ ピアノリサイタル

7月23日、新潟県民会館大ホールにて
「ニコライ・トカレフ ピアノリサイタル」に
行ってきました。


1983年生まれでまだ若いピアニストさんです。
映画「ピアノの森」の親善大使もされているそうな。
日本では彼が13歳の時にデビュー。
それから毎年いらしてるようです。

ピシっとした黒のレザーパンツを穿き、淡々と弾く彼。
彼の熱狂的なファンも多いらしく
新潟には7回目だと言っていました。


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プログラムは
・モーツァルト:ピアノソナタヘ長調K.533
・ショパン:ピアノソナタ第2番 変ロ短調「葬送」0p.35
・シューマン:子供の情景op.15
・チャイコフスキー(プレトニョフ編曲):組曲「くるみ割り人形」


最初のモーツァルトは、淡々と弾き、なかなか好印象。
でもショパンはちょっと・・私の好みではありませんでした。
低音ばかり聞こえて高音が聞こえない。
ショパンの甘い感じがとても淡々としていたし・・。
フォルテがちょっと汚い・・と感じました。
シューマンも淡々としていて「うーん・・?」という感じ。
でも、私は昔「クララ・シューマン」に凝った時期がありまして
映画を見たり、彼女の伝記の本を(シューマンの伝記ではなく、クララ・シューマンの伝記)読んだりしていましたので
「ああ、この曲はあの時に作られた曲!」などと
いろいろ思い出してちょっと違う意味で楽しかったです。


そしてチャイコフスキー。
くるみ割り人形は、管弦楽用のバレエ音楽なのですが
2台のピアノや連弾用には、アレンジしたものはあっても
独奏用にアレンジしたのを聴くのは初めてでした。
ロシアのピアニスト兼指揮者のミハイル・プレトニョフが7曲を
選び出してアレンジしたそうです。
「行進曲」
「金平糖の踊り」
「タランテラ」
「冬の松林」
「トレパック」
「中国の踊り」
「アダージョ」

どれも良かったですが、私の好みとしては「金平糖〜」と「トレパック」が好きでした。


アンコールはリストの「ラ・カンパネラ」
シューベルト「即興の時第3番」
そして「鉄腕アトムの主題によるファンタジー」でした。


先日、フジコ・ヘミングの「ラ・カンパネラ」を聴いたばかりなので
彼の演奏はやっぱりとても若く感じました。


アンコールの間中、熱狂する彼のファンをみて、ふと思い出しました。
昔、私が高校生だった時(何年前??)私はエフゲニー・キーシンの
自称・熱狂的なファンで、友人と二人で大きな花束を持って
彼のリサイタルに行き、握手をしてもらい、写真まで撮ってきました。
とっても可愛い男の子だったキーシン。
昨年、りゅーとぴあに来た時にも、行きましたが
すっかりダンディーな大人になっていました。
髪型はあいかわらずでしたが・・。


トカレフもそうやって、ピアニストとして成長していくんだろうなぁ〜としみじみ思いました。



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